世界株式市場は佳境?

2018. . 20
GDP1-3月期GDPがマイナスに転じた。

このブログやセミナーで、幾度か触れてきたが、鉱工業
在庫循環からみて、日本景気はピークアウトしている。

日本の景気は米景気に敏感に反応し、日本株は
世界の景気敏感株である。

その日本株はピークアウトして半年近く経ち、世界
株式は最終上昇局面にある、佳境であるとみている。

チャートは、グローバルダウ指数の月足。エリオット波動
調整4波はサポートを一時的に割り込んだことの反動で、
最終5波はスパイクアウトしているようだ。
        
       グローバルダウ

米国金利のトレンドが反転したことが、世界株式
市場に及ぼす影響は甚大である。特に、新興国株
には、かつてのような経済危機にはならないとされるが、
やはり要注意である。






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円高時間切れ!

2018. . 13
金融市場の多くのアセットで黄金分割日柄サイクル
の転換が近づく中、地政学リスクにつながる
外交スケジュールが目白押しである。

来週のイスラエル米国大使館移転もかなり注目
されている。

北朝鮮とイランという地政学リスクのシーソーゲーム
が加速される。国際コメンテーターや識者の意見は
百家争鳴である。

さて、金融市場、とりわけ、為替市場はどう動くだろ。
筆者は大局では円高は終了する時間帯に入っていると
考えている。

ドル円のペンタゴン分析(月足)は、何度か36度チャネル
下限を試してきたが、割れずに黄金分割日柄は円安
サイクル入りと見ている。

        ドル円0513




北朝鮮を横目で、中東情勢に注目すべき

2018. . 28
先週の南北会談のお祭り騒ぎが終わると、本祭り
は5月下旬から6月上旬の米朝会談。

興行師トランプのことだから、次の政治ショウは
もっと楽しめる、成功あるいは大成功という高揚感
の演出となろう。

一方で、トランプの最大関心地域である中東情勢は
増々不透明になりつつある。原油価格が動意づいている。

これまでも予想していた72㌦を狙うところまで上昇
している。

テクニカル上、重要な方向性を示す遅行スパン(赤字)
は実体を上回り陽転、中短移動平均線が確りと上昇中。

          原油20180428

現在の68㌦は、最後の壁、長期移動平均に上昇を
阻まれたレベル。中東情勢がどう展開するか次第で
このレベルを超えくる。分岐点に差し掛かっている。

黄金分割日柄で言えば、最安値26㌦から27カ月が来月。
ピークアウトか一段上昇か、要注意の5月が始まる。










IMFが『金融システム危機前夜』を警告

2018. . 22
報道によれば、IMFは各種の資産クラス全般的に価格は
泡立っていると指摘。

また、株価は世界的にファンダメンタルズと比べて高く、
特に米国で顕著だと指摘。社債のバリュエーション
も高く、格付けの低い企業によるレバレッジドローン
需要に過熱の兆しが見られるとした。

つまり、世界金融危機前夜に酷似してきたという見方

IMFがグローバル金融資本の核であることを踏まえれば
「予告」という受け止めにならあるを得ない。

「さー みんな逃げる準備だー」

しかし、米国債券市場は、すでに年明け以降、30数年に
及んだ強気相場の終焉を示してきた。
このあたりの見解は、ビルグロス氏が何度も指摘している。

この点を確認してみると、米国金利10年月足は今年に入り、
長期トレンドを明確に上回り、遅行スパン(赤)は陽転している。

悩ましいのは、世界景気がいよいよ曲がり角に差しかかっている
状況で、金利低下トレンドが転換すると金融経済で大変動が起こる。

          米国10年金利

景気減速とインフレ、金利上昇の共存するスタグフレーション下
全ての資産は大きく棄損する。

異次元金融緩和終焉による金利上昇であるから、人為的な
資産バブルつぶしになる。

異常な事態は、いつも異常な終わり方となる。大団円はない。



2018年はネオンスワンが羽ばたく年

2018. . 14
         米国金融政策

FRBが11日公表した3月の米連邦公開市場委員会議事
要旨は利上げ加速論の高まりだった。

後手に回ってきた金融政策を挽回しようとすれば、
これまでのテーラールールに従えば5回~6回の
連続引き上げが必要だ。

しかし、イエレンFRBはこれまで半分のスピードで
極めて金融緩和的だった。

パウエル議長は後手を挽回するためには、アクロバット
的な決断が必要になる。

景気後退の「炭鉱のカナリア」である長短金利差が縮小
しつつある。一気に、引き上げれば、金融市場への
インパクトは深刻なものとなる。

一方、貿易戦争のリスク、中東戦争危機もせまる。

つまり、2018年は至るところでリスクがギラギラとし、
ブラックスワンというよりネオン・スワン
羽ばたいている状況。

日本ではゴールデンウェークで浮き立つ中、
金融、地政学リスクがいよいよ高まる季節である。





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