米国大統領選は大方の予想通り!大混乱。
しかし、逆に予想通りなので驚きはなく、サイクル
通り金融市場はもう新たな展開で動き出した。
政治の大混乱で財政出動は棚上げでもFRBの
金融相場への完ぺきなコミットメントを確認。
安心して、有り余った資金をHOTなところに投資
再開という気配が漂う。
感染爆発第二波の中、景気回復は鈍ければ
鈍いほどジャブジャブに流動性供給となる。
リモートワーク、行動変容は小休止したDX銘柄
の再度上昇を促す。再エネ銘柄も貪欲な資金の
向かう先だろう。
完全に分断された米国、動かない政策と
金融緩和≒金利低下は金価格や暗号通貨
も追い風。
ビットコインは正に予想通り150万円を超え
てきた。年末200万円に示現するかが焦点。
一方、景気回復の道のりも遠くゆっくりでも
在庫循環サイクルは歩みを止めない。
また株式セクターのアロケーションも時間と
ともに遷移する。

『財市場』の鉱工業在庫循環(日本)が示すのは
株式ボトムを通過、景気ボトムに向かっていること。
しかし、日本も冬本番、感染再燃がやってくる。半年は
少なくとも深く、厳しい状況が続くだろう。
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日銀が1日発表した3月の全国企業短期経済
観測調査(短観)は現在の日本の景気の惨状が
はじまったことを表した。
製造業の失速後も景気の支え手だった非製造業
の景況感も7年ぶりの低水準。
この状況が起きることは、当ブログで、景気後退
局面に差し掛かったところでの増税は致命的と
述べてきたので予想通りとしか言いようがない。
ただ、これは武漢肺炎による経済活動凍結の前
の集計。コロナ不況の数字でではなく
消費税不況3月日銀短観がまだり込めていない状況の少し先
はどうなるかを日経景気インデックスで見てみよう。

すでに、2008年世界金融危機のレベルには到達し、
これから深刻な
コロナ不況になることは確か。
緊急事態宣言までの優柔不断さと、その後の
ドタバタ劇は日本政治のお家芸「逐次投入」作戦
がいまでも健在。
この状況では、常識的には景気V型回復は臨むのは
無理、寧ろ 不況はこれから本番。そして長く続く、、、。
NHK報道によれば、LINE協力した調査では、
4日以上37.5度以上が2万7000千人というのも気になる。
フィナンシャル・タイムズの各国の状況分析をみれば
日本の感染本番もこれからを予感させる、、、。
各国武漢肺炎感染者推移感染爆発の初期のいま、自分の命をどう守るか
が重要な局面となった。
ワクチン製造にはは最短で18カ月。終息には
年単位の話し。
米ニューヨーク市では東京都より2週間早く感染が拡大し、
1日100人を超えた2日後に1千人、5日後に2千人、
さらに10日後に4千人を突破した。
そして、今週、米国の死者数が10万人から最大24万人に
達する恐れがあるとの予測を米政府対策チームは発表
した。
札幌医科大のボランティアが作成した各国の100万人
あたり感染者数及び死者数グラフは非常に分かりやすい。
(サポート寄付も受け付けている)
対数チャートで直線的な増加なのでピークは分から
ないが、延長と仮定すればどの程度になるかは
見当がつく。(米国人口 約3億人)
2週間後には感染者は300万人程度、死者数は10万人
程度に達する!

第二次大戦では死者数29万人、若者だったとはいえ
10万人は恐ろしい数字だ。
経済対策超えたインパクトが米国社会にあることを
認識すべきである。
終息後の世界は中国外しが激化しそうである。
それにつけても、日本は異常に違う‼
日本はコロナウイルスに特別強いのか???