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上昇の先駆けナスダック

2019. . 13
先週の英国欧州離脱延期、米中貿易戦争懸念後退、、、
そしてFRB金融引き締め政策中断と金融経済を取り巻く
環境が好転している。

これを受けて、増々バブルにバブルを重ねる状況に
なりつつある。

ナスダック指数h昨年12月を底に急上昇中で、最高値を
狙う状況となっている。

         QQQ.jpg

もし、先行指数であるナスダックが最高値を上回れば、
株式市場全体に上昇の熱が広がる可能性が出てくる。

昨年の大幅な株価下落で一気に冷え込んだと日経朝刊
で報じられたIPO市場も再び活況となろう。

しかし、最終的な世界が支払う代償は想像を超える大きさ
となろう。

もはや3次元でも四次元という現実ではない異次元金融緩和
がもたらす代償を払わされる日本はその先陣を切るだろうか。





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バブルにバブルを重ねる

2019. . 06
トランプ米大統領はロシアゲート捜査終了、
無罪放免と意気軒高でいよいよ再選目指した
行動を起こしている。

米連邦準備理事会(FRB)に金融緩和への圧力を強め
ようと自らに近い元実業家と経済評論家の2人を理事に
指名表明した。

「個人的にはFRBは利下げすべきだと思う」とも明言。
「選挙は景気だ、株式だ」と過剰流動性相場に戻そう
とする意図。

10年と3カ月逆イールドが示す景気後退への警告が市場
の恐怖心を駆り立てた。

逆イールドでも即、景気後退が起こるわけではない。
いつもそこにはラグ(時間のズレ)があることも事実。

例えば、10年と2年の逆イールドが起きた場合は、
1年から1年半程度の時間をおいて景気後退が起こる。

逆に言えば、景気後退の前に株式などの金融市場は
行動を起こす。だから、FRBや政府は後手に回る。

2年を切った再選にに間に合わせるために、
トランプ大統領としては、今後ますますFRBへの
圧力を強めざるを得ない。何でもするだろう。

再び世界中央銀行の金融緩和は、バブルの上に
バブルを重ねることになり、先々の景気後退時の
バブル破裂では増々信じられない光景が起こる。

山高ければ、谷深し







むしろ英国ポンド復活は近い?

2019. . 31
欧州連合(EU)とまとめた離脱協定案が29日、議会で三たび否決され
残された選択肢は「合意なき離脱」か「離脱の長期延期」の2つ。

英国は4月12日までに今後の方針をEUに示す必要があるが、議会で
過半数を得られる代替案のめどは立たない。戦後の英国にとって
経済金融最大の危機に直面している。

英国経済は、出口のない異次元金融緩和の日本の先を考える時
大きな教訓を示している。

英国は、異次元緩和の源流である金融抑圧を50年間継続し、結果、
英国病と揶揄される経済低迷を経験した。それを打ち破るのが
サッチヤ―首相である。しかし、往時の英国復活とはならない。

金融抑圧の結果は、強烈な通貨安と高インフレ。金融抑圧の
末路は同じであろう。金融抑圧により、日本も高インフレと
強烈な円安が先々で待っている。

さて、ポンド・ドルだが、正確な95カ月サイクルで推移している。
95カ月は、詳細は割愛するが、ほぼ8年の黄金分割サイクル。

        ポンドドル

前回のボトムが2017年であるから次回のボトムは2025年で、
筆者が主張する新国際通貨制度が始まる年。

いずれにしても、前回の2017年ボトムからまだ2年余りで、
対ドル下落トレンドは一旦小休止の時間帯である。更に
溶解してしまうとは考えにくい、むしろ、ポンド復活は近い。

英映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を
救った男」はフィクションの部分もあるが、英国では
「いま失われている政治的な指導力」を懐かしみ映画館
はスタンディングオベーションであったと聞く。

二大政党制の限界が言われているが、かつて世界を救った
政治的な成熟度は他の追随を許さない。喧々諤々の
議論の末、英国は新たな道を拓くだろうと筆者は楽観的
に考えている。







炭鉱のカナリアが鳴いた

2019. . 23
週末の株式市場は欧州の景気減速に対する懸念から
売りが先行し、米債券市場では長期金利が一段と低下
する中、10年物が3カ月物を下回る「長短逆転(逆イールド)」
が発生。

逆イールドは不況の前兆とされることから株価は一段安となった。
つまり、炭鉱のカナリアが鳴いた。

勿論、FRBの大規模な金融緩和で長期金利が異常に低下して
いるためという見方があるが、米中貿易戦争の影響は大きく
世界経済の逆回転は始まっている。

向かう先は、2023年の世界デフレ。

インフレが貨幣価値の棄損で、デフレはその修復である。
世界の中央銀行が人為的にひこ起こした資産インフレの
大転換が金融市場に起これば、逃げ込む先は現金と金になる。

金は歴史を見れば、貨幣価値の修復で上昇する。勿論、
インフレによる貨幣価値棄損の歯止めの役目も当然ある。

そして円建て金がどうなるか。反ドルの金の上昇か
ドル円為替レートで円高からの下落か。

ペナントパターン(三角持ち合い)からは、金価格上昇が
凄まじく大幅上昇の筈だが???

          金円


いすれにしても「その時」は近い。




最後の藁一本

2019. . 16
「現代貨幣理論(Modern Monetary Theory)」を巡る論争が白熱
している。

MMTは自国通貨建ての債務で財政赤字を補える場合、政府の
支出余地が大きいと考え、経済成長のために積極的な
財政出動を提唱する。

実際の実験は行われていて、トランプ政権下の財政支出拡大で
政府債務は22兆ドル(約2450兆円)と過去最大に達し、財政赤字
は19年度から4年連続で1兆ドルを突破する。

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は「良い経済政策の下では、
財政赤字を気にする必要ない」とする。

AOC(=オカシオコルテス下院議員)もニューグリーン・ディール策
でMMTで論陣を張る。

トランプもAOCや民主党は以外にも繋がっている。トランプと
ペロシ下院議長が実は結託しているというのも納得いく。

さて、MMTは国の財政政策に関するものだが、先々大問題となる
負債は、膨れ上がった企業の社債である。

チャートは、米国企業の商業(設備投資、運転資金)借入の
対GDP比である。

           CI対GDP

過去の米国景気後退では、商業借入の限界は対GDP比で
1割前後。現在は、超金融緩和で2009年世界金融危機を
超えて危険水準にある。

そして、債券市場の評価は、かなり警戒的で、投資適格債
の価格は天井パターンの三尊パターン完成している。

           投資適格債

足元は、三尊パターンのネックラインに定石通り、一旦
戻り、次の大きな変動を予感させ。

金融負債=金融資産、負債が行き詰まれば、資産価格下落が
始まり、資産価格下落は負債解消の中で加速する。

政府も企業もどうしようもない負債、
「最後の藁一本が駱駝(ラクダ)の背を折る」

最後の藁一本、、、、神のみぞ知る。




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