世界中央銀行の利上げの限界が認識され
筒ある中、仮想通貨市場は大幅な上昇
仮想通貨運用企業グレースケールが
GBTCのビットコインETF転換をめぐり
SECを相手に起こした訴訟で控訴裁判所
はSECが再審査するよう正式に命令
により、
いよいよ半減期が半年後に迫る中
米国でビットコインの現物ETF(上場投資信託)
が承認され、株式市場に上場されたるのでは
ないかという期待が熱を帯びている。
投資会社ギャラクシー・デジタルは24日の
市場分析で、米国でビットコインの現物ETFが
承認され、株式市場に上場された場合の
BTC価格への影響を
金とビットコインの投資環境を比較し、
1ドルの資金流入がビットコイン市場に与える
影響が金市場の8.8倍であると評価し
米国の資産管理業界が合計で48兆3,000億ドル
の資産を管理しているとして、
ブローカーディーラーが27兆ドル、
銀行が11兆ドル、RIA(登録投資アドバイザー)が
9兆ドルに区分。それぞれが段階的に
資金をビットコインETFに配分すると想定した。
結果、向こう一年で74%上昇と分析した。
筆者のこれまでの強気の分析がいよいよ
現実のものとなりつつある
足元の分析に変更はなく、黄金分割日柄
61W、41Wからの上昇であり、調整2波は
終了し、2段上げの3波の初期的な上昇に
過ぎないと考えている。

来年の半減期にあたる4月からは上昇5波
を展開すると予想する。
その簡に起こることは、大動乱の金融市場
で現物の金、そしてデジタル金という認識が
定着するのだろう。
そしてデジタル中央銀行通貨による2025年の
国際通貨制度変更の行方がその後の仮想通貨
の運命を決める。
イスラム組織ハマスとイスラエルの
軍事衝突から2週間で金融環境の
悪化は加速している。
米連邦準備理事会(FRB)開発した「地政学
リスク指数」(7日移動平均)は16日時点で270を
上回り、ロシアのウクライナ侵攻直後の22年3月
以来の高水準。
地上侵攻が始まれば、エゼキエル戦争では
ないかという不安が高まっている。
この不安が現実となれば、世界的な深刻な
スタフグレーションとなる。
このような不確実性を織り込み、「炭鉱のカナリア」
米国小型株は奈落に今にも急落しそうである。
すでにジャンク債指数も急落を始めている。

分かっていても止められない状況の悪化が
始まっていると考えておいた方が良い。
行き着く先が「キューバ危機」で直面した
最悪のシナリオになる可能性が高まっている。
個人の力では備えようがないが、、、