
(先週に引き続き)『ウォ-カー』では、イーライ自身、その本を誰に、何のために届けるのか、一切の理由も目的も知らずに30年間、ただひたすら西へ向かって歩いていた。核戦争後、この世界で汚染されていない水脈を独占する人間が支配者である。カーネギー(ゲイリー・オールドマン)は、素性の詳しいことは分からないが、地下水の存在を知る人間で、独裁者として君臨していた。そして、カーネギーもまた、ある本を必死に探していた。・・・豊富な水資源に鈍感になっていた日本人にとって、先週の水放射能汚染はショック。
日本は第二次大戦の被爆国として大きな犠牲を払い復興した。運命とは皮肉である、戦争武器としての核武装は放棄してたが、原子力発電で自ら被爆の危機にブレーキをかけられなかった。神戸大石橋克彦教授は1997年から地震国家の原発の危険性に警鐘を鳴らし(浜岡原発について)、2005年には国会証言している。つまり、既に今起きている事の全ての知識を持っていた。歴史的教訓も、正しい情報もあったにも拘わらず・・・その後、起きた原発震災リスクに、何もしなかった電力会社、政治家は犯罪的である。
今 政府は「今直ちに影響はない」と繰り返し、2週間もありながら最悪のシナリオも示せず、リスクを最小に押さえ込むことに取り組めない。逐次投入で事態が悪化し続ける有り様は、旧日本軍と同じである。多くの専門家は言う「法律の厳格な適用で「管理区域」をしっかり決めるべきで、後になり泥縄的自主退去勧告というのは信頼を著しく失う。その上で、広域放射能監視リングを設置し、フランスやドイツに負けない精度の放射能拡散予測を出し、被爆リスクを最小化すべき・・・」。26日現在、出口が全く見えない。福島原発事故の成行を前に言葉が出ない。「放射能物質垂れ流し」状況をこのまま数ヶ月から1年続ける可能性もあり、そう考えると途方に暮れる。
このような状況で、今週も金融マーケットでもないが、市場の声を聞いてみる。日経平均月足、ベア相場のC波の衝撃3波進行中、今後、厳しい最終5波の下げが更に待っている。2009年からの上げは、大勢上昇1波ではない。12年に向けて、ベア相場が継続している。(しかし、全ての清算が済めば、次の大勢上昇を展望。相場は、下げたら、上げる。)今月の大幅下落は、黄金日柄50ヶ月は見事なタイミング。
(悲しみに暮れる人々に捧げます。動画が貼り付けられなかったので、お手数ですが探してください)
Clémentine / 上を向いて歩こう (Sukiyaki in French) YouTube 上を向いて歩こう 夜の果て、時は長く暗く思えるけど 小さな朝が希望をもたらしてくれる 新たな時代の、新たな旅立ち 上を向いて歩こう 愛する人々が離れ、ただ思い出だけが残る * 種をまかれた花のように、再び命が宿るから 一緒に私を信じて、乗り越えられるから あなたの星を信じて、あなたを守ってるよ そして時とともに人生が微笑むから 上を向いて歩こう 星が生まれて、その星が、あなたのことを導くから そして私には自信があるの、まっすぐ前に進む 私達みんなが乗り越えられること、私には分かってる (*繰り返し) 一緒に私を信じて、乗り越えられるから 私達みんなが乗り越えられること、私には分かってる
スポンサーサイト