
米国株(SP500)で月足移動平均のデッドクロスが話題となっていた。
日経平均では、横這う長期平均を短期平均とクロスしたのは1998年。
この年、拓銀破綻から金融崩壊が起こり、日本経済は塗炭の苦しみ
となった。経済は「死のゾーン」(米国では「DEATH ZONE」)。
短期平均が抵抗線となって日経平均は下落を加速、日経平均上昇が
始まった。1982年の30年前の水準に戻り、
「元の木阿弥」経済。 この過程で、利回りを求め、数えきれない金融スキャンダルが表面化、
今もまだ数限りなく起きている。
現在の水準は9700円台は、12/3月期末の10,000円を考えると厳しい
レベル。
さて、1882年は米国では預金金利自由化で米国株上昇が開始、また
フォークランド紛争を「鉄の宰相」サッチャーが決断、英国の繁栄が
始まった年。
日経の逆回転が止まるのはいつになるのだろうか?正確に82年
のスタートに戻るとすると、6900円。もう20%下落を覚悟することになる。 ※デッドクロス:50ヵ月移動平均(短期)が200ヵ月移動平均(長期)
を上からクロス。
≪今週注目したWEB≫ 米国デッドクロス武田教授/子供を守ることはストレスにならない
スポンサーサイト