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日経の長期デッドクロス

2012. . 28
       日経DEATHZONE

 米国株(SP500)で月足移動平均のデッドクロスが話題となっていた。

 日経平均では、横這う長期平均を短期平均とクロスしたのは1998年。

 この年、拓銀破綻から金融崩壊が起こり、日本経済は塗炭の苦しみ

 となった。経済は「死のゾーン」(米国では「DEATH ZONE」)。

 短期平均が抵抗線となって日経平均は下落を加速、日経平均上昇が

 始まった。1982年の30年前の水準に戻り、「元の木阿弥」経済。

 この過程で、利回りを求め、数えきれない金融スキャンダルが表面化、

 今もまだ数限りなく起きている。

 現在の水準は9700円台は、12/3月期末の10,000円を考えると厳しい

 レベル。

 さて、1882年は米国では預金金利自由化で米国株上昇が開始、また

 フォークランド紛争を「鉄の宰相」サッチャーが決断、英国の繁栄が

 始まった年。

 日経の逆回転が止まるのはいつになるのだろうか?正確に82年

 のスタートに戻るとすると、6900円。もう20%下落を覚悟することになる。


 ※デッドクロス:50ヵ月移動平均(短期)が200ヵ月移動平均(長期)

 を上からクロス。

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