
2013年も残すところ10日余り、来年の予測が花盛りである。
多くが、かなり強気明るい見通しが多いのはご存じの通り。
当ブログといえば、2013年は株式上昇は年央に佳境、中だるみ
最後の上昇を年末としていたので、、それほど違っていなかった。
エリオット波動で言えば年央は3波、中だるみが4波、年末が5波
というカウントであった。しかし、年末にかけて5波は最終上昇である。
上昇5波動を終えてしまえば、次は3波下落が来年に待っている。
近視眼的に来年の予想する前に、この時期はやはり少し長期的な
見方を確認したほうがいいかもしれない。
チャートは、実質日経平均(青)と15歳以上人口前期比である。
かつては、人口動態と金融市場というと胡散臭く考えられたが、
BRICsブームのお蔭で、真剣に研究する人も増えた。
チャートを見ると、30年間でこれほど相関が高いと、人口動態
が極めて重要な要素と考えざるを得ない。つまり含意は、実質
日経平均は人口動態に規定される。(決定係数0.74)
そして、官制資産インフレを引き起こす理由がここにある。人口
動態でいえば、どのような推計をしても長期下落でしかない。株式
上昇が、どれほど影響か「アベノミックス」を見ればわかる。
(見方を変えれば、基本的な今年の株価上昇は、すでに決まっていた。
人口動態は短期的な政策では変えられないから)
劇薬でも、飲んでみるしかない。従って、来年も途方もない金融緩和が加速する事態を想定
しなければならない。
今年は、少し早いのですが、これにて終了。
皆さん、メリー・クリスマス!!
よいお年を
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