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米国株崩壊の引き金

2015. . 29
やはり気になるのが、原油価格で、その影響が
小さすぎない?と思っていたところで、
今週はT屋で「プロミスランド」に手がいった。
 
映画の書評も兼ねて始めたブログなのだが、
時間があまりに無いし、皆さんの
興味もそこにはないと思われるので今週も
テクニカル分析です。

WTIは38㌦まで下落し、もう下落も終了かとの雰囲気が
生まれたように報道もあるが、まだ「最終章のの終わり」
ではない。
 既に50%以上下落したが、まだ陰の局には
達していない。
 石油掘削業界のコストは39㌦とされ、正に瀕死の重傷で
ある。そして業界は、ジャンクボンドの20%を占め、36兆
円相当の巨額債務負担を抱える。
 世界経済のディープインパクトは石油下落であり、次の
サブプライム危機を超えるかもしれない。
市場のカオスの淵の常識である黄金分割は30㌦割れであり、
38㌦は2008年暴落や200年の天底を規定したレベルである。

しかし、月足54度ペンタゴンチャネル下限にも届いていない。

また、日柄も2011年から数年間の三角持ち合いの頂点
までの時間経過が十分ではない。底入れには少なくとも
数か月の下落が必要だろう。

そして、30㌦以下レベルで時間が経過すれば、巨額債務の
石油掘削業界の相次ぐ破綻はジャンクボンドの崩壊
の引き金になってしまう。それは、米国株式の歴史的崩落
に直結する。

 

         20150829fc2WTI1.png









 
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