リーマンショック並みの危機にあるという発言が
安倍首相とその周辺の極めて政治的な野心と
プロセスでもたらされたかは既に暴露されている。
そして、そのご都合主義と低俗なやり口に海外から
失笑を買ってもいるようだ。
リーマンショックを糊塗するため引き受けた欧米中央政府の
負債はすでに限界的である。その上、シェールガス革命
と囃したて企業負債の膨張は危機的となっている。
欧州はPIIGS債とドイツ銀行の抱えるドイツGDPを超える
デリバティブズ。中国は2013年を超える大きな不動産バブル
が生成している。
問題は、いつ破裂するかという時間の問題である。
安倍首相が言うように、2008年すでに危機が目前に
迫っているのにサミットでは全く認識が無かった。
認識していたのは、日本株式であった。
日本株式は、米国株式に先行して、大幅な下落となっていた。
チャートは、同じ時間の「窓」でみたものである。
株式市場は全てを織り込む、個々の人間の思惑など
毛ほどのものでもない。
真摯に見れば、非常に危機的状況は迫っている。
安倍首相の認識自体は、嘘から出た真
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