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ドル高はパンドラの箱を開ける

2016. . 22
日米財務相同士の為替認識のバトルの中、
いよいよ6月利上げかと110円台にドル急上昇。

様々な要素を考えてもなかなか正解が出ないのだから
市場のことは市場に聞けという基本に帰るべきだ。

ドルインデックス(DX)で考えてみよう。

テクニカル上は、エリオット波動カウントは明らかに
現在は調整4波。100ポイントを明確に上回れば5波動
に入ったと考えてよいだろう。

ここで、メリマン・サイクル論を援用すると、16.5年
サイクルが2008年に起点に開始し、現在は16.5
年を構成する二番目の6年初期あるいは9年サイクル
最終局面にある。

6年サイクルであればその構成サブサイクル
3年の一番目ということから強気相場であることは
最初から予定されていた。そして現在は4波だから
今年後半から来年前半にドル高となる。

9年サイクルでは、16.5年の最初の9年サイクル
は強気だからドル高、5から9年がピーク。現在は
8年経過しサイクル最終時間帯。

ここからのドル高が再び起こるとすれば
再度新興国株式にネガティブなインパクトが起きる
可能性が高まる。

世界経済が減速する中で、ドル高が起これば
米国企業収益が更に苦しくなり、米国株式の
大幅な調整が起きるだろう。

ドル高は、世界同時株安とそこを起点とする
世界同時不況というパンドラの箱を開ける
可能性がある。

          ドル高新興国株20160521

(さらに、ピーク後のドル予測は、ワカバヤシFX HPをご覧ください)
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