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ディープ インパクトに備えよ

2016. . 26
世界の債券市場に突然大きなインパクトを与えた
米金利上昇は今のところ株式市場に資金流入となっている。

過剰流動性相場の典型である。トランポノミックスを
まともに行えば、3倍1.5兆㌦新規米国債発行しなければ
赤に間に合わない。

サプライズに飢えていたマーケットは即座に全て
織り込んだが、年明けにはその実態が明らかになる。

恐らく、ムニューチン次期財務長官からは既にGSはじめ
金融村には内容は知らされている筈である。

利上げ後の年明けは、昨年も痛い目に遭っているだけに
金融市場は当然、身構えている。

HFTと巨額の流動性を持つ金融村がどうしたいかは
誰も分からない。

しかし、テクニカル上の状況は分かる。

これまで、正確に市場を予測してきたのは、
イールドカーブである。

イールドカーブが、逆イールド⇒移動平均交差
⇒株式トップアウトとなってきた。

        イールドカーブと米株


FRBの利上げが、今年も「やるやる」○欺で1回
となり逆イールドには程遠い。そこで来年は
今年の分を取り返して3回という。

株式市場のスーパーサイクルのピークは
そう遠くない時期に付けるだろう。そして
凄まじい崩壊となるだろう。

1720年以来バブルの歴史からはそうなる。
スーパーサイクルのピークとなれば、想像を
越える事態であろう。

しかし、その時も、ピークは、逆イールドが
いつものように教えてくれるのではないだろうか。

来年は、今年以上に「動乱」になるだろう。

世界の主役はトランプが出現し、大きく変わった。
プーチン、トランプ、習・・・
これで、世界が激変しないわけがない。

ご覧の皆様、
お体ご自愛して頂き
良いお年をお迎えください。








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