世界の覇権国、米国政治中枢が内部崩壊しつつあることは
もはや誰の目に明らかとなっている。
トランプ大統領誕生、もっと言えば、選挙投票がロシアの
ハッキングが指摘され大統領の正当性が疑われるだろう
という点は、当ブログでは昨年来述べてきた。
つまり、短期政権の可能性は、Bプランとしもワシントンでは
ペンス大統領誕生を視野に語られたきたこととも同じ文脈で
あった。
いまや、近親者と軍事スタッフで完全に政権を固め内向きが
極まっている。まるで「戦争」(国内政治)における籠城作戦。
一方で、米国経済は循環的に自力回復を続けている。寧ろ
驚くような企業収益の回復が足元で継続している。
こうなると、トランプ政治が空洞化している方がむしろ良い。
「何もしてくれるな」軍事費拡大もそれだけで景気拡大には
好都合。
米国株式を考える上で、重要なテクニカル指標である
「究極INDEX」65%以上でまだ、ロング(買いポジション維持)を
正当化している。

もし、政治的な混乱がいつものように秋に起きても、究極インデックス
65%以上なら大きく慌てる局面ではないだろう。最も重要なのは、
FRBの金融政策である。
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