世界の債券の40%以上が1%未満の利回りに置かれ、
16兆ドルを超える債券の利子はマイナス金利に転落
している。
つまり、債券価格は人類史上の不合理なバブル。
そして金融市市場は債券という信用を裏付けとした証書が
いずれ紙くずになるリスクを嗅ぎとっている。
中央銀行の発行する紙幣も「証書(NOTE)」であることは
言うまでもない。現に米国紙幣には明確に書かれている。
正貨はいまでも「金」であり、安全資産もとめ遂に金価格は
急激に上昇を始めている。
黄金分割プロジェクションの中期的な上昇目途は
1900㌦前後。2011年市場高値と同レベル。
1500㌦はまだ上昇が始まったばかり。

「正貨」金保有につては政府国家はいつも厳しく、
過去には売買禁止や現行の譲渡課税も高い。
80年代のアジア金融危機時の韓国財政破綻では
外貨決済のため国民からの金拠出も求められた。
2025年以降に訪れる新国際通貨体制でも「金」
は正貨なのか、あるいはデジタル通貨により歴史上
の役割を終えるのか。
金融危機につながるイベントがめじろ押しの秋9月が
いよいよ来週から始まる。
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