米議会予算局(CBO)は24日、経済見通しを改訂、
4~6月期の国内総生産(GDP)が年率換算で前期比
マイナス39.6%減に落ち込み、財政赤字は年3.7兆ドル
と戦後最悪の水準となると予測。
新型コロナの感染拡大の封じ込めに成功すれば、
7~9月期は23.5%の大幅なプラス成長し、年間では
マイナス5%で、来年21年は2.8%とハッピーエンド。
前提となるのは、感染拡大封じ込め、今後2ヶ月
シャットダウンした経済システムを資金繰りで
支えなければなければならない。
多くの企業にとって、6月末まで2カ月は資金繰りは
血みどろの戦い。3ヶ月売上40%減では約2割で
資金繰りが枯渇するという。
このような状況下、テクニカル分析では米国株を
どう考えるか。

2カ月急速な下落後の現在起きている上昇はショート
カバー(売りの買戻し)に過ぎないと思うが、黄金分割
サイクルでは来月5月前後で一旦大きな中間反騰が
期待できる。
しかし、コロナとの戦いは、第二波感染で再開し、
金融経済へのインパクトは大きな後遺症を伴い、
更に大きな下落となり2023年まで実体経済から
金融システムのグローバルリセットにつながると
予想している。
『歴史の危機』で起きたパンデミックの含意を
深く考えなければならない。
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