MARKET CROSSOVER with アフターコロナ倶楽部 2021年08月

やはりテーパリング！へ

2021. . 28

注目されたパウエル議長は27日の講演で、
テーパリングについて『年内に開始するのが
適当』と認識を表明。

ついに大規模な金融緩和の修正に踏み切る
姿勢を打ち出した。外堀は既に埋められて
いたように思う。

しかし、既にテーパリング時期に関心は移って
いてそのこと自体に驚きはなく、むしろ早急な
実施がないというのが安心感につながった。

為替市場にも大きな動きはない。ドル円月足
は大きな膠着状態。

　　　　　　　　　

大局観からいえば先々の大幅な円安に移行
するのではないかと考えている。

金融市場が考えるより急速な金融緩和縮小
最後には前倒しの金融引き締めがあるのだろか。

再び日米金利差が大きな要因となるのが
以外に近いかもしれない。

さて。テーパリング開始の影響を注意深く
見ていこう。

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プロフィール

神成厚至

Author:神成厚至
アフターコロナ倶楽部
アービントン・リサーチ
金融経済と相場は似て非なるものと考えます。それは、霊長類学者と外来医師程も違います。また、基礎医学をいくら極めても現場の患者を救うことがすぐにはできません。相場はそれ独自のフラクタル性を特徴としたダイナミックスであると考えます。フラクタル性を可視化するツールがチャート分析と考えています。

いよいよ目前に迫るリーマンショックを超える金融危機の「カナリア」となることを目指したブログです。