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金利上昇か? 波乱の秋

2021. . 26
先週は、米連邦準備理事会(FRB)高官
による緩和縮小に前向きなタカ派発言
が相次ぎ、債券売り(金利上昇)となった。

「11月に開始し、来年前半の終了し、来年
末までに利上げの条件が整う」という見方を
示したことによる。

市場では「縮小ペースが速い」と受け止められ
委員らが予想する利上げ開始時期も従来
の2023年から22年に前倒しされた格好である。


米国10年金利月足をいつものように見てみよう
越週した水準は、これまでも上昇、下降トレンド
の節目になった水準である。

先週末の金利水準は一目均衡遅行スパン
(線)が実体(ロウソク足)を上回れるか
どうか重要な水準となっている。

      米国金利0926

11月実施有力となっているテーパリング
で金利上昇がどこまでとなるのか。

中国不動産が引き起こす信用リスク要因
が重なれば、いよいよ金融市場で価格
上昇は逆回転に転じる。

一方で、11月までの波乱を何とか過ごせば
年間投資サイクルから再び成長株の
復活も考えられる。

今は波乱含みの11月まで静観
ということだろう。





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