2023.
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24日のニューヨーク株式市場はこのところ
AI関連でけん引してきたエヌビディア株の
予想を上回る内容でも大幅な下落となった。
理由は、何度も指摘してきたが、金利上昇
が今後も継続すると大甘の金融市場も
気が付き始めたからである。
1株利益(EPS)を株価で割った「益利回り」
から国債利回りを引いて算出するイールド
スプレッドは2002年7月以来、約21年ぶりの
低水準となり株式は割高すぎる。
過去の歴史をみても金利上昇はこれからで
あり、不況は年末までに始まる。

そして世界の過剰流動性を支えてきた
日銀の金融政策が行き詰まり、
もはや風前の灯ある。
そして、日銀が行き詰まれば、
世界的な株式の昨年からのリバウンドも
もはや今夏で終了した。
まさにこの構図は2008年の金融危機と
同じである。
今後、信用リスク顕在化も加わり金利上昇
は継続し、ジャンク債市場は大崩壊が近い。

ジャンク債サイクルは2024年12月まで
ボトムは到来しない。
火種はそこかしこにあり、火消しは困難
金融市場の全焼は避けられないだろう。
避難は早くするに越したことはない!
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