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日銀の 『永遠のゼロ』

2017. . 22
日銀は「19、20日の金融政策決定会合で、短期金利を
マイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行
の金融政策の維持、国債買い入れについても、保有残高
を年間約80兆円増加」と決定した。

また、消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)見通しを
下方修正し、目標とする物価2%の到達時期を「19年
度ごろ」に6度目の先送りをした。

つまり、戦後英国が長期間おこなった「金融抑圧」を真似る以外
日銀には選択肢がない。

英国の金融抑圧の結果は、世代が進み、記憶が薄れているが
悪名高い「英国病」に陥り、通貨価値は約8分の1(通貨安)。

では、短期金利ゼロ、日銀による500兆円に近い実質財政
ファイナンスが、英国のように50年のオーダーで続けられる
保障はない。

むしろ、欧米中央銀行が金融緩和終了を目指し、金利上昇
の津波が来れば、日本だけが「永遠のゼロ」
でいられるわけがない。

金利上昇で日銀破綻を市場が認識すれば、信用リスク拡大
につながる。信用リスク上昇が一旦始まれば、景気後退で
あっても金利上昇が止まらない。

では、その含意を債券市場は、どう受け取っているのだろうか。

週足チャートは、長期トレンドラインを完全に下回る中、
直近黄金サイクルはボトムをうち、中期移動平均を上限に
もみ合いとなっている。

         20170722JGB.png


しかし、このもみ合いは、長期下落トレンドを走り出すため
のエネルギー蓄積の局面であろう。そして、次の23カ月サイクル
は超弱気になると考えている。

金利の「永遠のゼロ」が終わった時、どうなるか?想像は辛いが、
しなければならない。

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