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バブルにバブルを重ねる

2019. . 06
トランプ米大統領はロシアゲート捜査終了、
無罪放免と意気軒高でいよいよ再選目指した
行動を起こしている。

米連邦準備理事会(FRB)に金融緩和への圧力を強め
ようと自らに近い元実業家と経済評論家の2人を理事に
指名表明した。

「個人的にはFRBは利下げすべきだと思う」とも明言。
「選挙は景気だ、株式だ」と過剰流動性相場に戻そう
とする意図。

10年と3カ月逆イールドが示す景気後退への警告が市場
の恐怖心を駆り立てた。

逆イールドでも即、景気後退が起こるわけではない。
いつもそこにはラグ(時間のズレ)があることも事実。

例えば、10年と2年の逆イールドが起きた場合は、
1年から1年半程度の時間をおいて景気後退が起こる。

逆に言えば、景気後退の前に株式などの金融市場は
行動を起こす。だから、FRBや政府は後手に回る。

2年を切った再選にに間に合わせるために、
トランプ大統領としては、今後ますますFRBへの
圧力を強めざるを得ない。何でもするだろう。

再び世界中央銀行の金融緩和は、バブルの上に
バブルを重ねることになり、先々の景気後退時の
バブル破裂では増々信じられない光景が起こる。

山高ければ、谷深し







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comment

旅人
現在26000ドルを超えるダウ工業平均ですが、2010年10月29日付の投稿で最終的に3000ドルまで下落すると想定されてましたが、現在の下値目標も変わりありませんか?http://marketcrossover.blog136.fc2.com/blog-entry-3.html?sp
“エリオット波動理論に則りダウ工業平均を考えてみる。現在はヘッドアンドショルダーズの右肩を形成中に見える。未曽有金融緩和がどこまで右肩を引き上げるかに過ぎない。最終的には再び6000㌦台でネックラインを割れ、3000㌦台を示現すると想定する。”
2019.04.07 22:31
神成厚至
> 現在26000ドルを超えるダウ工業平均ですが、2010年10月29日付の投稿で最終的に3000ドルまで下落すると想定されてましたが、現在の下値目標も変わりありませんか?http://marketcrossover.blog136.fc2.com/blog-entry-3.html?sp
> “エリオット波動理論に則りダウ工業平均を考えてみる。現在はヘッドアンドショルダーズの右肩を形成中に見える。未曽有金融緩和がどこまで右肩を引き上げるかに過ぎない。最終的には再び6000㌦台でネックラインを割れ、3000㌦台を示現すると想定する。”

旅人さんご質問ありがとうございます。
見方は、9年たっても全く変わりません。むしろその可能性が高くなっています。
未曾有金融緩和は当時想定していた時より膨らみ、歴史的な金融資産≒債務のバブル
を信じられないほど膨らませてしまいました。
次のバブル崩壊は、前回の金融危機を超え、恐慌に発展することも覚悟しなければなりません。
その時期も9年前と変わらず、2023年前後と考えています。最近は多くの分析者が同じように
述べているようですが、、、。そして、2025年に国際通貨制度はデジタル通貨SDRとなるでしょう。
2019.04.13 11:50

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