トランプ米大統領はロシアゲート捜査終了、
無罪放免と意気軒高でいよいよ再選目指した
行動を起こしている。
米連邦準備理事会(FRB)に金融緩和への圧力を強め
ようと自らに近い元実業家と経済評論家の2人を理事に
指名表明した。
「個人的にはFRBは利下げすべきだと思う」とも明言。
「選挙は景気だ、株式だ」と過剰流動性相場に戻そう
とする意図。
10年と3カ月逆イールドが示す景気後退への警告が市場
の恐怖心を駆り立てた。
逆イールドでも即、景気後退が起こるわけではない。
いつもそこにはラグ(時間のズレ)があることも事実。
例えば、10年と2年の逆イールドが起きた場合は、
1年から1年半程度の時間をおいて景気後退が起こる。
逆に言えば、景気後退の前に株式などの金融市場は
行動を起こす。だから、FRBや政府は後手に回る。
2年を切った再選にに間に合わせるために、
トランプ大統領としては、今後ますますFRBへの
圧力を強めざるを得ない。何でもするだろう。
再び世界中央銀行の金融緩和は、バブルの上に
バブルを重ねることになり、先々の景気後退時の
バブル破裂では増々信じられない光景が起こる。
山高ければ、谷深し
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