一世紀を経て再び起こった第二次感染症世界大戦
は死者45万人、新規感染者は加速中。
本日の東京都の感染者は130人超となり、政治家の
思惑など全く通じない。「気を付けて」と言うこと
ぐらいが関の山のようだ。そして、明日は投票日。
経済指標は現時点では、90年前の大恐慌を超える
最悪な状況である。景気のU字回復すら妄想になる
可能性が大きい。N字型という声も聞こえる。
しかし、無制限な金融財政政策に気を良くした株式市場は
上昇、典型的な金融相場となっている。
長期で起きていた産業、社会のDX化がコロナ禍
で劇的に加速し、世界の風景が一変している。
DXが周回遅れであった日本すらお尻に火が付いた
状態で、開疎化現象が様々なところで起きている。
そして米国株式市場では、NDX(ナスダック9対SPX比率が、
インターネットバブル崩壊後20年でついに
同水準に到達!

ウイルスは人類の歴史を進化させてきた。そして今回の
パンデミックでDXが劇的に世界を変え、関連セクターに
火が付いた。
そう考えると、旧世界の指数であるSPXが下落し、NDXが
空前絶後の金融相場の中、FANMG主導の急騰を続ける
可能性もある。
しかし、世界の秩序が失われつつあり、いつもの金融相場
と割り切って経験則で考えてよいのだろうか。フリーランチ
はない。一人10万円支給で今年の法人税10兆円は消えた。
第二次感染症世界大戦の結末は全く分からない。変異を
続けるウイルスのワクチンは出来るだろうか。無秩序な
金融財政政策はいつまで可能なのか。
分からないことだらけ、、、変数が多すぎるのだ!
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