2020.
.
26
先週は、今後の激動の国際情勢にとって
歴史的な転換を示すタイミングであった。
米国務長官のニクソン記念会館での歴史的な
演説がなされ、テキサス州ヒューストンにある
中国の総領事館の閉鎖された。
対抗として中国外務省は24日、四川省成都市に
ある米国の総領事館を閉鎖を通知した。
既に報道されたように、米国務長官の演説内容は
「中国共産党から我々の自由を守ることは現代の
使命だ。米国は建国の理念により、それを導く申し分
のない立場にある。」
既に武漢コロナウイルスで死者14万人が出ている。
死者14万人は、ベトナム、朝鮮戦争での戦死者の
数倍となり第一次世界大戦(11万人)を超えた。
バイデンと、トランプどちらが中国に強硬かという
競争で、負けるわけにいかない。
トランプの大統領再選には、新コロナ犠牲者の責任
を中国強硬姿勢は最も有効な戦略である。
地政学的な危機がまじかに迫る中、為替市場は
対欧州でドル安に動きつつあり、ドルインデックスは
大幅下落の瀬戸際。
中国強硬姿勢は、習近平総書記にも対外政策
における強硬姿勢は国内経済悪化から
目をそらす効果もある。
米大統領選の進展にエスカレートする米中対立
激化は演出とはいえチキンレースの危なさが
緊張と不安がこれから4カ月極限に高まるだろう。
際限のない金融財政政策による狂気の金融相場
と激化する国際緊張。
物語のエンディングは大団円の筈はない。
スポンサーサイト
trackbackURL:http://marketcrossover.blog136.fc2.com/tb.php/616-7c512876