2023.
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06
年中行事の米国債務上限問題が
決定的な要素に浮上している。
米下院議長の解任劇は共和党
内紛で11月半ばに政府機関閉鎖
というリスクが云々という矮小化
した問題ではない。
なせなら、これまでのような両党が
裏では利害調整し、既得権益を
守ってきた泥沼を一掃する一歩と
なるかもしれないから。
民主党によって崩壊されつつある
米国や世界に大きな衝撃を与える。
ウクライナ戦争は継続が途絶え、
米国不法移民問題も大きな転換
点を迎える可能性が出てくる。
ただし、一時的な混乱は加速する
だろう。その場合、金融市場でいえば
一段の金利上昇となることは覚悟が
必要だ。
そして、一段の金利上昇は深刻な
スタグフレーションが起こり、
信用リスク発現が起こる。
既に、信用リスクの綻びは
おきつつある。
ジャンク債価格は先週に三角持ち合い
を抜け、大幅な下落を始めた。

黄金分割サイクルでは来年末に向け
信用リスク→流動性リスクという
最悪シナリオへ歩み出したように
見える。
様々なリスクに備えなければならない。
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