2023.
.
14
ブルンバーグ報道によれば、
前セントルイス連銀総裁のブラード氏は、
市場はインフレを過小評価していると指摘し、
インフレ率が再び上昇し始めた場合、
政策金利を
最高で6.5%に引き上げる必要
に迫られる可能性があると指摘した
とする。
このような見解が正しいことは以前から
本日ログで幾度も指摘してきた。
しかし、中東情勢はこのような見方でも
更に甘い可能性が高くなった。それは中東戦争がエゼキエル戦争の様相
に色濃く近づいているからだ。
当初からの予想通り、ウクライナ戦争のロシア
勝利で終了目前となり、グローバリズムの
頓挫が明らかとなる中、イスラエルーハマス戦争
が起きた。
下院議長不在の中、予算もなく、二正面作戦
が困難な米国、DS民主党はどうするのだろう。
幸いエゼキエル戦争が最終的に回避されても
中東戦争への拡大は強烈な石油上昇がおこり
世界的なインフレに火が付く。
原油の大勢は既に大きなボトムをつけ、ウクライナ
パンデミック、ウクライナ戦争を導火線とし爆発的
に上昇し、次の爆発的上昇の前の調整を終了、
エリオット波動でいえば強烈な上昇3と5波が
2032年あたりまで続く可能性を示唆している。
今から向こう
10年のエネルギー危機が懸念される。

その時、全世界的な金利上昇が起きて
しまう。つまり、当ブログで繰り返し述べてきた
極めて深刻なスタグルレーション。
生活防衛、資産防衛の急が差し迫て
来たのではないだろうか。
スポンサーサイト
trackbackURL:http://marketcrossover.blog136.fc2.com/tb.php/754-77ca1b47