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不景気の株高

2019. . 15
13日発表の日銀短観は大企業製造業の景況感を示す
業況判断指数(DI)はゼロとなり、9月の前回調査から
5ポイント悪化。

大企業非製造業も個人消費の落ち込みで2期連続で
悪化した。

この様な展開は、経産省の鉱工業在庫循環で随時
当ブログでも指摘してきたので驚きはない。

そして、ここから更に補正予算を組んでも、大きな
流れは変えられない。景気サイクル通りの展開となり
来年は覚悟しなければならない。

直近、速報値で大幅な生産調整で年末で消費がどこまで
回復するか次第だが、j景気循環はかなり大回りして、長く
深い景気の底を見る可能性が高い。

         鉱工業生産11

勿論、来年3月企業決算は、かなりの下方修正や減益だろう。
不景気の株高は長くはない。




景気後退目前? 日本経済

2019. . 18
経済協力開発機構(OECD)が12日に発表した
9月の景気先行指数(CLI)は前月からほぼ横ばい。

世界を覆う暗雲である米中貿易摩擦は改善の方向が
みえ始め、半導体をはじめハイテク分野の在庫調整も
進み、先行指標はプラス目前となっているとの見方もある。

しかし、問題はこれからである。中国景気はまだ低迷中であり、
すでに景気後退という分析もあり、ブレグジットリスクは消えた
わけでない。

一方、日本の景気動向はこれからが要注意。消費税率
引き上げの影響を見極めなければならない。

景気循環を鉱工業生産サイクルで確かめてみよう。

       1118景気動向
    

直近の四半期は、景気後退目前という状況で、企業収益は
下方修正が相次いでいる。

株価は堅調に推移しているが、まだ慎重にみたい局面
である。


新たなバブルの物語の終焉は?

2019. . 18
ヘッジファンドのレイ・ダリオ氏は17日、世界経済は
政治が二極化し1930年代を連想させる「大停滞」局面に
入っていると述べた。

しかし、典型的なサイクル終了時の崩壊に向かっている
わけではないと述べたとも伝えられている。

何れにしても異常な債務水準でマネーがあふれ
特異な状況である点はダリオ氏も認める。

歴史は繰り返す。それも凶暴な形で世界に襲いかかる
ように思えて仕方がない。

      ネット資産1018

米国のネット個人資産は名目GDPから38%以上
乖離と日本GDPの2倍以上ある。

バブルの物語の終わりが大団円というのは
想像できない。



  

ロスタイム迫る

2019. . 28
1年後に迫った米国大統領選挙の中起こった
大統領弾劾問題。

2020年は、米国政治サイクルでは第二次市民戦争とも
思えるような状況かもしれない。

一方、「炭鉱のカナリア」である逆イールドが起こり
景気後退が数四半期後に迫る中、FRBは利下げを
更に進めている。

          逆イールド


米国金融市場では、短期金利にさざ波が起きていて、
突発的に何と10%!に跳ね上がり、肝を冷やす事態。

10月10日まで緊急資金供給が続く、再び大規模
金融緩和でなければ現状システムは維持できない。

トランプ大統領は弾劾になれば、株価暴落と恫喝
ツイッターだが、金融経済マクロはすでに自己臨界点
に達しつつある。

金融危機入りへの ロスタイム


金融緩和再開でパーティーは続く?

2019. . 27
今週 いよいよ米国連銀は利下げに舵を切る。

バブル崩壊は予期できないという過去の教訓から
後手に回らないためという。

NY連銀の景気後退確率モデルは30%まで上昇し
向こう一年以内には景気後退が視野に入っている。

       NY景気後退確率


世界は2009年金融危機からの大規模金融緩和の
正常化に失敗、再び金融緩和に踏み出す。

臨界点を迎えるまで、いつまでも金融市場は強欲
である。

金融緩和ののりしろはわずか2.25%に過ぎない。
米国も今度はマイナス金利に向かうのだろうか。

甲板では音楽が続く限り、パーティーは続いた、、
タイタニック号の最後を想起させる。



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