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懲りない楽観的過ぎるFRB

2023. . 04
週末の1月の雇用統計では、非農業部門
の就業者数の前月比増加幅は51万7000人
と昨年12月の約2倍、市場予想の3倍近く。

FRBのパウエル議長は1日のFOMC後の
記者会見で、残り2回の利上げを示唆した。

ここで、金融政策金利ガイド テーラールール
を確認すると5.41%~6.98%

       テイラー0204

現在のFFレート4.5~4.75%、今後0.25%
を2回では足りない。またまた楽観的な見方である。

市場は無視しているようだが、コロナ死亡と
ワクチン接種後遺症拡大に伴う労働者不足は
慢性的な労働者不足が長期化する。

米国人口は減少している。

賃金上昇が執拗なインフレとなり、
もう一段の金利上昇おこる一方で
景気後退も同時進行する。

      20230204U10.png

深刻なスタグフレーションが2025年まで
米国だけでなく世界を襲う可能性がある。

スタグフレーションという最悪の環境下では
2023年から2025年の間に最悪の金融危機
は避けられないだろう。

そして、最後の仕上げは国際通貨制度の
変更に行き着く。
ユーラシア通貨圏と凋落
したドル通貨圏がデジタル通貨の世界が
2025年に始まるだろう。ドル暴落とともに、、、。

2024年米国大統領選はその意味で大きな
分岐点となる。






農産物価格は依然高水準

2023. . 28
ウクライナ戦争が来月で一年となり長期化、
ロシア優勢という見方も軍事専門家からある。

現状の戦争の長期化から高水準の食料価格
と肥料価格高騰が続いている。

       230128.png

食料価格の長期的上昇トレンドはテクニカル上
では維持されおり、短期的な調整局面を経て
コモディティ特有の大幅な上昇に移行が予想される。

昨年は物流問題から今年は生産供給問題という
本質的な問題に拡大するという専門家の
見方が強まっている。状況はますます悪化している。

翻って、日本では農家の廃業が加速するという
見方が強まっており、日本のコメも10月以降
危ないという。

かつての「平成の米供給危機」を超える世界的で
本質的な食糧危機をどう乗り越えるか?食糧備蓄
という短期的ストックでは乗り切れない。

個人では限界がある。

やはり、『コミュニティ』という単位でなければ
乗り切れない時代になった。












ビットコインも胎動

2023. . 21
2022年に暴落を続けたBTCがいよいよ
日柄、値幅調整が終了し、底打ちし

来年央の半減期に向けて上昇を開始した
のではないかという見方が出てきた。

円建て週足チャートは確かに重要な局面
にある。

その背景はあるが、仮想通貨の場合、為替
以上にファンダメンタルズを論じてなかなか
解はなく

希少性と換金性であると筆者はみているので
テクニカルで割り切って考えて、ファンダメンタルズ
はそれほど重視していない。

あるとすれば、デジタル金としてのどう存在
するのか?

国際通貨制度が大きく変わる2025年以降の
ユーラシア通貨とデジタルドルとの関係が
重要だろう。

さてテクニカルでは、210万円どころは2017年
高値がサポートとなり現在は大きなダウントレンド
上限を大幅に上回った。

さらに、遅行スパンは来週以降上昇すると久しぶり
の陽転となる。モメンタム(下段)指標は調整十分
なところから上昇に転じている。

     20230121.png

来週以降の動きは非常に重要である。

このような重要な局面の仮想通貨であるが、
前半で述べたように、その存在自体が重要
となる中、

米国ではビットコインと暗号通貨のコースの開設
が急増し続けており、

特に、中国に変わり、仮想通貨の聖地を目指す
テキサス州の「テキサスA&M大学」はビットコインの
コースを提供する最新の米国の大学となった。

暗号通貨コースを提供している他の大学には、
「ハーバード大学」、「マサチューセッツ工科大学」、
「オックスフォード大学」、「シンガポール国立大学」、
「コーネル大学」、「カリフォルニア大学バークレー校」
と有名大学が並ぶ。

全面降伏不可避か?という日銀、円に対する
避難先として考えておかなければならないのか

日本では全く議論がないのは
「日本らしい」といえばそれまでだが、、、。
様々な選択を考えておくべきだ

ゴールド 上昇間近か

2023. . 14
大きな転換点に立つ日銀の
政策決定会合が来週ある。

先週は政策金利上限とした0.5%
を超え、1カ月9兆円としていたのに
1日で5兆円ほどを購入。

追い込まれ、巨額の空売りを仕掛
ける市場する中、遮二無二の購入で
対応。

かつて、ソロスに完敗したイングラン
銀行のように、血に飢えた弱肉強食
の市場が襲い掛かる。

金利暴走を許せば実質債務超過
となり、金利差による円安から
信用リスクによる円安

このまま巨額購入のため輪転機を
回すと更に円の希薄化が進む

いすれにしても「質逃避」は不可避

そのような背景で数年来、当ブログ
では円建てゴールドを眺め、ゴールド
購入を推奨してきた。

そして、コモディティ裏付けとした
新BRICS通貨が目指され、ますます
ゴールド購入が資産防衛のためには
必須だろう。

円安×金価格上昇という爆発的な上昇
を予想する。

      20230114.png

円安は質的逃避で、金価格上昇は
新BRICS通貨登場で起こる。

一方、デジタル金であるBTCもその
過程で半減期超える2024年央から
本格的な上昇が新国際通貨制度が
見えるまで示現されるだろう。




新円切り替え 前年か!

2023. . 07
カタストロフ開始の2023年

(旧暦では2022年であるので、本当の
始まりは2月以降ではるが、、、)

パウエル議長は昨年12月14日、FOMC後に
利上げ継続の方針とバランスシートの規模を
大幅に縮小するプロセス継続を述べた。

そして、先週の雇用統計は依然堅調な労働
市場を示した。失業率は低下し3.5%。

労働参加率は63%で全産業で依然労働不足

筆者は労働者は深刻な労働不足は回復する
ことは将来的に困難であると考えている。

ワクチン接種後遺症や死亡で300万人が
労働市場から抜けたという仮説が正しい
と考えている。

民主党の蒸気を逸した大量違法移民
受け入れ政策はこの認識があるように思う。
(数千人の犯罪歴のある移民すらやすやすと
入国させてしまっている。)

労働市場のひっ迫が継続する限り、FRB
金融引き締めを長期間継続するのは当然。

一方、日銀は世界の金融引き締めトレンドに
押し流され、『実質利上げ』に追い詰められた
と素直に考えてよい。

しかし、暴走しかねない金利上昇を必至に
押しとどめるため、尋常でない金額の即時
購入をしている現状。

新聞報道によれば『買い手不在』

そして、日銀の許容0.5%、一説では
『日銀債務超過』レベルに到達

テクニカル分析で見れば、黄金分割162か月
辺りを超えてから、ダムの決壊が始まり
怒涛の金利上昇となっている。

        jgb20230107.png


典型的な逆三尊からの上昇だから少なくとも
0.6%超であり、異次元緩和前の1%
目指しそうである。

黒田総裁退任まで2カ月でも決まらない
後任人事がこのあたりの苦しさを
物語っているようだ。

今年は日米金利差による円安から
日銀信用リスクによる本格的な円紙くず化?で

2024年に新円切り替えとなり渋沢栄一『新円』
の前年が今年2023年ではないだろうか。


















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